WHYから始めよ!
はじめに
WHYから始めよ!を読んだ気付き・感想を書いていきます。
- 作者: サイモン・シネック,栗木さつき
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/01/25
- メディア: 単行本
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WHYから始める
WHYから考え始めるのが良いというのは感覚としてはなんとなくは分かっていました。
ただ一方で、HOWやWHATからつい考えてしまうというのもとても実感がありました。
- WHYとHOWを扱うのは大脳辺縁系で、主に感情を司る。
- WHATを扱うのは新皮質で、合理的な分析や言語を司る。
という説明を見て、その理由が理解できました。
だから人は直感的な選択に対して合理的な理由をあとづけしてしまうらしい。確かに。
ゴールデンサークル
WHYから考えるという意味を端的に図示したもの。
会社のPCの壁紙にして忘れないようにしてます笑
人をインスパイアするには
人を動かすにはインスパイアするか操作するかの2種類しかない。
インスパイアするにはWHYを伝えることが必要不可欠で、WHYに共感することでそれに従事するモチベーション的なサムシングを生むことができる。
リーダーの立場として、何をするかを伝えるだけではなく、なぜそれをするのかも伝えることを心がけなければいけないなと思いました。
また、自分自身の言動がWHYとずれているとメンバーからの共感も得られないので、自らがWHYを体現していくということも重要です。
WHYとHOW,WHATの乖離
最初はWHYを意識してHOW,WHATを考えていても、時間が経つとWHYを忘れてHOW,WHATの方に固執してしまうということはよくあるなと感じました。
そうするとWHYとの乖離が生じて、自分の行動に確信が持てなくなっていくんだと思います。
自分がやっていることに違和感がある場合は、WHYに立ち戻るようにします。
逆に、WHYが明確であれば自分に自信が持てるというのはそのとおりだと思います。
まとめ
何事もWHYから考えるようにする。
WHYと自分の行動が一致しているかを常に意識して、自分自身が自分およびチームのWHYを体現できるようにする。