じゆうちょう

プログラミングのこととか本のこととか

GIVE&TAKEを読んでの所感

概要

書店で平積みされていたのを見て、気になったので買ってみた。

自分が思う理想的な働き方に準ずる事が書いてあったので、気づきをまとめておく。

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

自分のタイプ

自分は相手によってGIVERになるかTAKERになるか分かれるタイプかなと。

傲慢な話だけど、自分には相手と自分を比較して能力の上下を測っている節がある。

自分より上だと思った人に対しては、TAKERとなってスキルを盗んでやろうとする。

自分より下だと思った人に対しては、GIVERとして自分が何を与えてあげられるか考える。

逆に言うと、上だと思う人には与えられないと考えるし、下だと思う人からは何も得られることはないと考えてる。

という自分の思考が結構明確になった。結構嫌なヤツ笑

GIVERであることのつらみ

GIVERであるということは、時にチームや周囲の成果を優先して自分の成果を手放すことになる。

この姿勢自体はとてもいいことだと思うし、そうありたい。

だけど一方で自分の評価、見え方を気にしてしまい自分の成果を優先してしまうこともある。

あとは周りの成果を優先する姿勢を、甘いとかただのお人好しみたいに見られるのではないかって怖さもある。

これは自分にとって結構大きな壁で、結構強く自分の心を持つ必要があるなと感じた。

GIVERである自分が周囲から受け入れられてるんだって自分自身で信じることが必要だと思う。

GIVERであることは覚悟が必要だ。

これからの姿勢

常に相手に何を与えられるかと考えるところからはじめたい。

特に先に書いたように自分より上だと自分が判断する人に対しても、自分はこの人に何を与えられるだろうと考えて行動するのは、今までの自分とは違いそう。

あとはGIVERであることによる成功体験があると自信につながるけど、本を読む限りそれには時間がかかりそうなので、辛抱強くやっていく必要があるなと。

そういう成功体験を求めてる時点でMATCHER的な思考になってしまっているのかな笑

Firebaseのハッカソンに参加してきた

Firebase Japan User Group(FJUG)とSingularity Societyが開催しているfirebaseのハッカソンに参加してきました!

イベント詳細

Firebase Startup #3 - Hackathon - connpass

LT

午前中はfirebaseにまつわるLTが行われました。

資料一覧

SlideLiveというサービスに資料がアップされてるんですが、このサービス自体が過去のfirebaseハッカソンで作成されたものということで、イベント内でサービスが使われているのがとても素敵だと思いました。

発表者のスライドにページを自動で同期してくれたり、コメントやアンケート機能もあり、インタラクティブなコミュニケーションを促進してくれます!

LTは3つありましたが、どれも自分にとってとても参考になりました!

onSnapshotのリアルタイム反映知らなかったから使ってみようと思ったし、 Firestoreのデータ構造変更はとてもつらみを感じてたからそういうやり方があるのかって参考になったし、 課金の仕組みについてはなんとなく難しそうって思ってたけど説明見たら自分でもできるかもって思えたし。

発表者の皆様ありがとうございました!

ハッカソン

お昼休憩を挟んでハッカソンをやりました。 今回のお題はfirepressoというCMSツールの土台に機能を追加していこうというものでした。

firepresso - Github

最初にセットアップと簡単にソースやページを眺めてから、どんな機能を追加したいかというアイデア出しを行いました。

その後投票でアイデアを絞った上で、実装したいアイデアごとにチームを組んで作業を進めていくという感じでした。

自分は記事にタグを追加する機能を担当しました。

2人での作業だったのでペアプロ的に作業を進めて、時間内になんとか実装を完了できました!

ちょっとした機能ですが、形になるとやっぱり嬉しいですね。

firepressoがReactで書かれていて、最近ちょうどReactを学んでいたところだったので助かりました。

useStateとか知らない状態で見たらワケワカメ状態だったと思う。。

感想

ハッカソン形式の勉強会は初の参加でしたが、モノができるのはとても達成感が合っていいなと思いました。

LTの内容も自分のためになるものばかりでドンピシャ感が凄かったです。

他の参加者と一緒に作業をすることで、普段の勉強会よりも深く交流出来たのも良かったです。

反省としては、こういうブログ記事のために写真を撮ってくれば良かったなということ。。

とても楽しいイベントだったので、次回も前向きに参加を検討しようと思います!

自分にとって朝のマインドフルネスが特に重要ではないかという気づき

マインドフルネスに関する本を読み直して、不安や心配は全て未来や過去からやって来ることを再認識した。

そこで自分が一番不安に囚われてるときっていつなんだろう?って考えたときに起きたばかりの朝かなと思った。

朝起きて時間を確認するとまず思うことは、あと何分は寝れる、何分までに起きればギリ間に合うとかそういうことばかり。

結局ギリギリまで二度寝して、起きたあとも遅刻したら気まずいなとか、今日の仕事うまく進められるかなとか、めちゃくちゃ考えてる。

今の状態のことなんて考えずに未来のことばかり考えていたなと感じた。

そして二度寝するのは未来に対する不安から逃げるための行為だったのかなと。

起きた瞬間から今に意識を向けることができれば朝に対する苦手意識を払拭できるのではと楽しみになった。

時間術大全を読んで実践したこと

本について

Googleの2人が書いた本。それぞれGmailYoutubeの開発に関わっていたらしい。

そんな2人が実践しているライフハックについて書かれた本。

時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」

時間術大全 人生が本当に変わる「87の時間ワザ」

この本で良かったなーと思うのは、自分でルールを決めよう!みたいな「いやそれが出来るならこんな本読んでないわ」的な精神論系じゃなくて仕組みで解決しようとしているところ。さすが元Google開発者。

自分自身を変えようとするのではなく、自分の行動が変わる環境を強制的に作り出すって感じ。

実践したこと、感じたこと

物は試しで気になったものをピックアップしてやってみた。

一日のハイライトを決める

一日で一番やりたいことを決めて、それを中心にスケジュールを組もうよーって話。

生活に軸ができて前向きに過ごせるし完了したときの達成感がよい。

寝る前に「今日あれをやり残しちゃったなー」っていうモヤモヤを無くせそう。

スマホのホーム画面を整理する

本書では空にしようって話だったけど、そこまではせずに普段から意識したいものだけ残した。

  • リマインダー
  • 体重管理アプリ
  • Nike Run Club
  • マインドフルネス

次のページはカレンダーとか金融系とか日常生活に欠かせないもので、残りのアプリは全部さらに次のページへ。

やってみて分かったことは、いかに自分が無意識的にtwitterとかfacebookとか開いてたかってこと。

仕事でもプライベートでも、何かに行き詰まったり集中が途切れるとすかさずスマホを手に取ってた。そして殺風景なホーム画面を見てそれを初めて自覚する笑

気づくと自分を律している感覚があって楽しいし、時間を溶かすことも減ったなと。

リマインダーを置いておくことで自分が本当にやるべきことは何?ってのを意識しやすくなったのも良かった。

これが個人的にとてもお気に入りで、これ知れただけでも本買ってよかったなって思った。

通知を切る

元から通知が好きじゃないから結構切ってたけど、とはいえLINEの通知は残してあった。

いろいろ考えた結果、個人の通知はそのままでグループ系は切るという方針に落ち着いた。(LINEはトークごとに通知のON/OFFを設定可能)

グループの連絡って自分に関係ないものとか複数がターゲットのことがほとんどだから別にいらないなと。

通知が来る→とりあえず確認しとく→そのままtwitterfacebookへ、みたいな流れ多かったから、スマホを触る時間を減らせたのがとても大きい。

通知もかなり減ったから、なんとなく人生に平穏が訪れた感もあったり笑

個人のトークでも自分が好きな人以外は切るとかドキドキが生まれて面白そうって思った。

いつやるかを明確にする

ToDoリストは作ってたけど、いつやるかって結構曖昧にしてたなと。

自分は郵便物を整理するってタスクがリストに残りがちなんだけど、いつもやろうとして面倒くさいから後回しって感じだった。

そのたびにエネルギー使ってたけど、書類整理は土曜日にやるってのを決めちゃえば意識する必要がなくなるから楽になった。

いつやるかを決めることによって、今日はやらないことが明確になるのがポイントかと。

まとめ

自分の行動を前よりもコントロールしている感じがあって楽しいです。

自分の無意識を捉えられた瞬間は中々快感。

特にスマホのホーム画面を整理するのと通知を切るのは是非みんなに試してみてほしいです!

嫌われる勇気を読み直したら全然感じ方が違った話

概要

少し前に流行った「嫌われる勇気」

二人の登場人物の対話を通してアドラー心理学の理解を深めていくという内容です。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

最近ある研修プログラムを受けているんですが、

その内容を踏まえてこの本を読み直したら全然感じ方が違ったので気づきをまとめておきます。

ライフスタイル

ライフスタイルとは、現在の自分のあり方のこと。

そのライフスタイルは、過去の出来事自体ではなく出来事につけた意味によって決められる。

人は出来事に対して無意識的に何らかの意味を付けていて、その中で生きている。

自分の場合だと、上司から「あの仕事どうなってる?」と聞かれたときに、「今日中にやります!」と答えたことが思い浮かんだ。

上司はあくまで現在の状況を確認したのに、自分はそれを「まだあの仕事終わってないの?」と聞かれたと勝手に解釈して、その自分の解釈に対して返答してた。

こうした意味づけを普段から無意識的におこなっていると考えると、たしかに意味づけが自分のライフスタイルを決めているのだなと。

意味づけという主観的な解釈が自分のライフスタイルを決めているのであれば、その解釈を変えることでライフスタイルを自分で変えられるということが非常に重要。

優越性の追求と劣等感

理想に近づきたいと願う「優越性の追求」、理想に至らず劣っていると感じる「劣等感」。

どちらも健康で正常な努力と成長への刺激であるとアドラーは定義してる。

ただ劣等感を言い訳に使うと劣等コンプレックスになって、〇〇さえなければ自分は有能だというのを盾に変わらない自分を正当化しようとしてしまう。

一方で健全な劣等感というのは他社との比較ではなく理想の自分の比較から生まれるもの。

人と自分を比較して劣等感を持ちがちな自分にとってこの言葉は刺さった。昨日の自分より今日の自分が進歩しているかを考えるようにしようと思った。

人との比較をしている限り競争が続いてしまう。他者の幸福を自分の負けと捉えてはいけない。

課題の分離

自分がコントロールできない部分をコントロールしようとしても意味がない的な話。

自分の課題は自分の信じる道を進むことで、それをどう思うかは他者の課題。それをどうこうすることはできないから、考えても仕方がない。

他者にどう思われるかを気にしていると、他者の期待を満たすための人生になってしまう。逆に、他者が自分の期待を満たすために生きていると勘違いしてはいけない。

見返りを求めない。ただ与え続けるのみ。

「馬を水辺に連れて行くことはできるが、水を呑ませることはできない」

これは他者の課題だから、って割り切れるとなかなか気が楽になる。

「わたし」への関心

他者からどう見られるかばかりを気にしているのは「わたし」中心のライフスタイル。自己中心的。

私は世界の中心ではなく、あくまで一部であること。

周囲に何を与えてもらえるかではなく、周囲から何を与えられるかを考える。

takerではなくgiverでありたい。

勇気

何かに踏みとどまっているのは能力ではなく勇気の問題。

人を勇気づけるには、ほめることではなく感謝を伝える。ほめるというのは相手を下に見ている行為。

ありのままの自分を受け入れつつ、変えられるものは変えていく。自己受容により肯定感、勇気が得られる。

普通であること=無能ではない。

いま、ここを生きる

過去がどうかは今ここには関係ない。

将来がどうであるかは今ここで考えてもしょうがない。

いま、ここを真剣に生きる。いまとダンスする。

死ぬこと以外かすり傷を読んだ

はじめに

最近の吉本とかジャニーズとかの騒動で箕輪さんの名前を見て、「この人が死ぬこと以外かすり傷の人か〜」ってなったので、気になって読みました。

死ぬこと以外かすり傷とまで思える境地には自分はいないけど、マインド的にはすごい共感しました。

死ぬこと以外かすり傷

死ぬこと以外かすり傷

スピード相場の洗脳を破る

ビード相場というのは、設計作業は1週間とか、会議は1時間とか、いままでそうだったからと言う理由で同意が作られている時間の相場のこと。

そういうバイアスを取っ払って、ゼロベースでどれくらいの期間が必要か考えようよということ。

自分は完全にこのバイアスに引きずられてた。これによって必要以上に時間を使っているのではないかと。

時間という制約であえて自分を追い詰める

じっくり物事を考えれば良いものが思い浮かぶというのは幻想である。

常に自分で時間の制約を設けて追い込んでいくことでイノベーションが生まれる。

自分で時間制約を設けるのってすごい苦手。それを達成できないことが怖いから逃げてしまっている。克服したい。

パーキンソンの法則に通ずるところもあるかなと思った。

やると決めたことをやめるのは無責任ではない

これすごい衝撃だった。完全に無責任だと思ってた。

曰く、無責任というのは熱狂していないのに業務的に仕事をこなしている状態とのこと。

完全に今の仕事してる自分。

責任を完遂するためと思って自分を奮い立たせてやっていたけど、それこそが無責任ということ。マジか。

自分をすべてさらけ出すこと

相手の警戒を解くには、まず自分がすべてをさらけ出すことが効果的。

これは現在進行系で取り組んでいるところ。チームメンバーにできないこととか恥ずかしいことをどんどん言うようにしている。

なにか問題があったらすぐ報告してね、とかよく言われるセリフだけど、それを言ってる側が体現できていないと意味がないと思う。

失敗もトラブルも面白い話のためのイベント

シンプルに良いマインドだなーって思った。

人生まだまだ長いし、これぐらいの気持ちで色んなとこに飛び込んでいきたい。

まとめ

自分は色々がんじがらめになっていたんだなって気付く本だった。

ここから行動を変えていかなくては。

WHYから始めよ!

はじめに

WHYから始めよ!を読んだ気付き・感想を書いていきます。

WHYから始めよ!  インスパイア型リーダーはここが違う

WHYから始めよ! インスパイア型リーダーはここが違う

WHYから始める

WHYから考え始めるのが良いというのは感覚としてはなんとなくは分かっていました。

ただ一方で、HOWやWHATからつい考えてしまうというのもとても実感がありました。

  • WHYとHOWを扱うのは大脳辺縁系で、主に感情を司る。
  • WHATを扱うのは新皮質で、合理的な分析や言語を司る。

という説明を見て、その理由が理解できました。

だから人は直感的な選択に対して合理的な理由をあとづけしてしまうらしい。確かに。

ゴールデンサークル

WHYから考えるという意味を端的に図示したもの。

会社のPCの壁紙にして忘れないようにしてます笑

www.countand1.com

人をインスパイアするには

人を動かすにはインスパイアするか操作するかの2種類しかない。

インスパイアするにはWHYを伝えることが必要不可欠で、WHYに共感することでそれに従事するモチベーション的なサムシングを生むことができる。

リーダーの立場として、何をするかを伝えるだけではなく、なぜそれをするのかも伝えることを心がけなければいけないなと思いました。

また、自分自身の言動がWHYとずれているとメンバーからの共感も得られないので、自らがWHYを体現していくということも重要です。

WHYとHOW,WHATの乖離

最初はWHYを意識してHOW,WHATを考えていても、時間が経つとWHYを忘れてHOW,WHATの方に固執してしまうということはよくあるなと感じました。

そうするとWHYとの乖離が生じて、自分の行動に確信が持てなくなっていくんだと思います。

自分がやっていることに違和感がある場合は、WHYに立ち戻るようにします。

逆に、WHYが明確であれば自分に自信が持てるというのはそのとおりだと思います。

まとめ

何事もWHYから考えるようにする。

WHYと自分の行動が一致しているかを常に意識して、自分自身が自分およびチームのWHYを体現できるようにする。